2018年1月29日月曜日

お塩のおはなし

こんばんは!
保存食部 サカイキヨミです。

いよいよ味噌作りも今週末となりました。

本日は今回使用するお塩『粟国の塩』をご紹介します!


産地は沖縄県 粟国島、東シナ海に浮かぶ石灰岩に覆われた離島です。
昔は粟の産地であり、現在はソテツとサトウキビが特産物として有名。

粟国の塩はサンゴ礁の海からくみ上げた海水を、15,000本の竹枝がつるされた高さ10mの採かんタワーに流し、かん水を作ります。
その後は二通りの工程に分かれ、そのほとんどは釜炊にします。

釜炊は平釜でゆっくりと、30時間かけて煮詰めます。
燃料は薪。薪を絶やすことなく焚き続け、
丁寧に焦がさないように混ぜ続けます。
その後は脱水し、自然乾燥します。

もう一方の工程は天日塩としてかん水を天日に晒し、夏は20日、冬は60日かけて結晶化させます。
その後は釜炊と同じように脱水し自然乾燥します。

そしてそれぞれを合わせて『粟国の塩』ができます。


味は刺すような塩味ではなく、とてもまろやかで後から甘みを感じました!
しっとりしたお塩でとても美味しいです。
刺身や塩むすびなどにも使いたいです😊







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